2010年8月4日

北アルプス縦走 <剱 IN-上高地 OUT>DAY9

北アルプス縦走 <剱 IN-上高地 OUT>


 
Day 9
8月4日
晴れ
 
槍ヶ岳山荘C(5:00) 槍ヶ岳往復 槍ヶ岳山荘C(6:10) 南岳(8:15) 北穂高岳(11:40) 穂高岳山荘C(14:30)
 
昨日、「反マルタイ宣言」をしたこともあり、今朝はマルタイラーメンにyumyumのスパイスを入れてみました。
とにかくマルタイ味から遠ざかれば遠ざかるほうがいいようです。
(杉浦は隠れマルタイ派で、山の朝にはぜひマルタイを!と思っています。)
 
前日に槍ヶ岳を見上げると槍ヶ岳の上から1/3まで列ができていました。明日の朝も混んでたら行かなくてもいいか。ということになっていたのですが、テントから顔を出すと星がでています。
むぅ・・いいお天気!
みんなが小屋の前で朝日を見ている合間に槍へ・・・行きかけたら、なんと吉川さんとバッタリ!
「小保方さんから宇塚さんが槍に来ていることを聞いて、電話したけどつながらないからもう会えないかと思った。」と。
吉川さんは、関西のお客さんを連れて来ているとのことで、朝からうれしいサプライズでした。
小保方さんサポートありがとうございます!
無事、槍頂上からの景色も楽しむことができました。
 
真ん中が富士山、左が八ヶ岳で、甲斐駒も見えます。
吉川さんが説明してくださいました。
 
剱岳からやたらと関西の人が多かったように思います。槍もまたしかり。
宇塚さん曰く「関西人が多いわけではなく、ただ声がデカいから目立つ」んだそうです。
・・・ガビーン!
 
 
見えずらいですが、ライチョウの赤ちゃん。

ここ1週間、毎朝ライチョウに会いました。
 
まるくてフワフワして、おいしそう。
イヒヒ・・・( ̄ー ̄)
 
 
 
 
 
 
 
ついに槍を通り過ぎました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
中岳を降りたところ。
 
ここから上高地までの、最後の水場です。
上からの雪解け水をみんな汲んでいきます。水場って蛇口があるもんだと思ってたから意外でした。こうやってお水をとるところがあるんですね。へぇー。
しっかり飲みだめもして、出発です。
 







 
 
 
 
 
 
「今日はお天気がいいし、南岳に泊まってゆっくり満喫したい」と言ったのですが、「この周辺は岩場が多くて危ないから天気がいいうちに抜けるべき」とのことで、穂高岳山荘までがんばることになりました。
ちょっと残念・・・


 
 
 
 
  大キレットの途中。
最低コル とかいうところだった気がします。
槍から穂高にかけて、岩場が続くので気を使いました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
ここは・・どこでしょう?
あの山はなんでしょう?
キレイだったので撮ってみました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
飛騨泣きの手前。
迫力があってステキです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
飛騨泣きを超えて北穂高岳に到着。
「ここからも岩場が続くので、ムリそうなら涸沢に降りてもいい」と言われ、楽ちんだいすき杉浦さんはすごく悩みました。穂高小屋まで行けなくはないけど、一日早くお風呂に入れるしアイスクリームあるし・・・そりゃもうパラダイスじゃないですか・・!分岐点ぎりぎりまで悩みましたが、せっかくここまできたので頑張って穂高岳小屋まで行くことにしました。
私、エライ!
 
 
 
 
穂高岳山荘C。
 
思ってたよりも雪が多く、残雪にステップを切っていました。山小屋の人にはほんとに感謝です。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
キャンプ場からの景色。
金色の雲と岩肌のコントラストが感動的でした。
 
槍にも撮影の人がいたのですが、この日も撮影の人たちが来ていました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ジャンダルム。
 
よぉーく見ると長い垂壁が見えたりします。
地図を見ても「長いクサリ」「逆層スラブ」「垂直な岩にクサリ」・・・
 
 
こんな荷物もって垂壁とか逆層スラブとか・・エライコッチャです。
この日は、ほんとに西穂にたどり着けるのか不安なまま眠りにつきました。